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今はコスパよりもタイパ(タイムパフォーマンス)重視!?どう付き合って生きていくべきか事例を交えてご紹介します

こなゆき。
こんにちは、こなゆき。です!

「タイパ」という言葉を知っていますか?

コスパ(コストパフォーマンス)の時間版がタイパです。

タイムパフォーマンスの略で、「かけた時間に対する満足度」のことです。

ℤ世代を中心に、映画やドラマやアニメを倍速で観たり、YouTubeの動画は面白くなければ10秒飛ばしでスキップ。

最近ではコロナ禍のリモート授業で倍速視聴に慣れてしまい、90分の座学講義に集中できない学生もいる、とSNSでも話題になりました。

この記事では、以下の二つについてまとめました。

  • コスパとタイパの違い
  • タイパの考え方とどう付き合って生きていくか?

この記事を読めば、タイパとは何かについてや、タイパの具体的な事例もわかります。

また、あなたの今後の生活の中で、どのようにタイパの考え方と付き合って生きていくのか、考えるきっかけになれば嬉しいです。

目次

コスパとタイパの違い

コスパは、「かけた費用に対する満足度」です。

ビジネスでも費用対効果、なんてよく聞きますよね。

実生活の例では、たとえば1000円でランチをするとします。

A店がB店よりもボリュームがあって美味しかった場合、A店の方が「コスパが良い」なんて使ったりします。

それに対して「タイパ」は、「かけた時間に対する満足度」です。

たとえば、映画館で2000円払って2時間の映画を観たとします。

その映画がもし退屈でつまらなかった場合。

2時間も費やしたのに満足できなかった、つまり「タイパが悪い」と考えるわけです。

また、タイパを重視する風潮は、企業でも高まっています。

消費者のかける時間を短くすることが、そのまま付加価値になるからです。

たとえば、お店や薬局でも「何分でご提供できます」という案内や電光掲示板の表示が、もはや当たり前になってきています。

人は自分の要望が他者から早く叶えられると、自分のことを大切に思ってくれていると感じます。

そういった心理から、企業はタイパに注力するのです。

ビジネスでもメールなどの連絡は早く返すべき、というのはこういった心理も働いているといえますね。

もともと「タイパ」は美容業界で使われていた言葉だったそうです。

お客と接する時間は短くしつつ、一方で売り上げ効率は上げていく。

お客一人にかける時間は短いけど、その分満足度の高いサービスを提供する。

時間対効果、つまりタイパを重視しているというわけです。

美容業界のような接客業において、そういった考えが重要視されるというのは何となく想像ができますよね。

タイパの考え方とどう付き合って生きていくべきか?

さて、ここからが本題です。

時間効率を追い求めるのは、決して悪いことではありません。

問題は、タイパの考え方とどう付き合って生きていくか。

私は、一人一人が使える時間をしっかり意識して生活することが一番大切だと思っています。

具体的には、何に対して一番時間を使いたいか?をあなた自身がしっかりと意識することです。

たとえば、情報収集目的ならタイパの考え方はありでしょう。

時間もゆとりもないけど、でも知りたい。

「知りたい」という知識欲は人間の本質的な本能です。

少ない時間で自分に必要な多くの情報を集める。

あなたも普段、無意識的にやっていると思います。

ネットニュースやSNSは気になるところだけチェックしたり、テレビはつまらなければ面白そうなチャンネルに変えたり。

では、自分の好きな趣味についてはどうでしょうか。

自分の好きなことに対して、タイパの考え方はありでしょうか?

たとえば、あなたの趣味がプラモデルを作ることだったとします。

プラモデルは作るものにもよりますが、作るのが早い人でも1~2週間程度かかります。

でも、仕事でもなんでもなく自分の好きな趣味なので、タイパのことなんて考えないのではないでしょうか?

趣味ですから、徹底的に細部までこだわるでしょうし、完成までたとえ1か月以上かかったとしても、かかった時間よりもクオリティを高める方を追い求めるのではないでしょうか。

他にも趣味以外のこと、たとえば家族や大切な人と過ごす時間はどうでしょうか。

一緒に過ごした時間に対して満足できたかできなかったかなんて、いちいち考えるでしょうか・・・?

大切な人と過ごす時間そのものが尊い、と考えることもできますよね。

その場合、タイパのような考え方はナンセンスといえるでしょう。

もちろん、何に対して一番時間を使いたいかは人それぞれです。

副業などのダブルワークも珍しくない時代です。

ずっと仕事をしていたい、という人もいるでしょう。

中には仕事以外はずっと寝ていたい、という人もいるかもしれません。

仕事以外はずっと家でゲームをしていたい、という人もいるかもしれません。

限られた時間をどのように使うのか。

自分自身はどういったことにならタイパの考え方を使えるのか。

情報化社会と言われている通り、私たちの周りにはあらゆる情報があふれています。

そしてその情報の多くはテレビやネットなどですぐに手に入ります。

しかし、時間は有限なのです。

情報に振り回されてばかりでは、あっという間に貴重な時間を失ってしまいます。

今一度ひとりひとりがあらためて時間の使い方と向き合う必要性があるのではないでしょうか。

参考文献▼▽

著:オリバー・バークマン, 翻訳:高橋璃子

忙しい方向けに、家事のまとめ記事・料理編を書きました。

料理に関する家事は毎日のことですし、楽に時短しちゃいたいですよね。

気になる方はぜひ見ていってくださいね▼▽

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